2016-10-14_9-36-21_No-00

物語を最初から最後まで書きあげるためには、「はじめるアイデア」「ひろげるアイデア」「おわらせるアイデア」という、三種類の異なるアイデアが必要です。
「はじめるアイデア」が見つかるまでは、物語を書きだすことができません。
「ひろげるアイデア」が足りないと、途中で詰まったり、中だるみしてしまいます。
「おわらせるアイデア」が思いつかなければ、話をうまくまとめられません。
本書では、星さんの残したエッセイやインタビューをもとにして、
一、新鮮なアイデア(はじめるアイデア)
二、完全な筋書き(ひろげるアイデア)
三、意外な結末(おわらせるアイデア)
の三拍子がそろった「星式ショートショート」の書き方を解説しています。
■目次
はじめに:「アイデアのある物語」とは何か
第一章 星式ショートショートはこうして生まれる
・アイデアは育てるもの
・一、メモを書く
・二、アイデアの選択と下書き
・三、仕上げ
コラム:星新一さんの日常
第二章 星式ショートショート創作術
一、はじめるアイデア
・異様なシチュエーション
・異様さとは何か
・異質なものの組み合わせ
・対照
・アイデアと量
・アイデアをさらに育てる
二、ひろげるアイデア
・ストーリーの展開
・いちばんシンプルな方法
・納得しやすい展開
・エスカレートしていく話
・サクセスストーリー
・シチュエーションの深化
・おかしな世界
・ミステリー的な展開
三、まとめるアイデア
・「意外な結末」の書き方
・星式、オチのトレーニング法
コラム:「エヌ氏」誕生秘話
第三章 ショートショートをつくってみよう
・アール君のショートショート
・エヌさんのショートショート
最終章 あなたの物語のつくり方
・作品とオリジナリティ
・まず一作

ショートショートを書きたい人、物語などの話を書きたい人は必読です。

重要なところ

■物語を最初から最後まで書きあげるためには、「はじめるアイデア」「ひろげるアイデア」「おわらせるアイデア」という、三種類の異なるアイデアが必要なのです

■アイデアというと、天来の啓示の如く出てくると思っている人があるが、私に言わせれば、得られるものでなく、育てるもの

■思いついた言葉や短い文を紙の上に書き出していくことから始まります

■霧が立ちのぼるように、ぞくぞくと出てきてくれればいいのだが、世の中、そううまくゆくわけがない。タバコを何本も吸ったり、部屋のなかをうろついたり、なんとなく本棚をながめたりしているうちに、なにかが頭のなかを横切る。それをぱっとつかまえて、メモする

■アイデアを考える段階では、意識を集中して熟考するよりも、無意識の部分から浮かんできたものを、ぱっとつかまえることを目指します

■書き出した言葉が溜まったら、メモした言葉同士を組み合わせて、ショートショートのアイデアを考えます。星さんは、これを「異質なものの組み合わせ」と呼んでいました

■「発展性」が必要です。「発展性」のないアイデアは、「出オチ」的な面白さはあっても話を広げようがないので、ストーリーとしてまとめることが難しくなります

■・アイデアは、得られるものでなく、育てるものである。 ・奇抜なだけではなく、発展性を含んだアイデアを探すこと。 ・十のアイデアを思いついても、そのうち九は捨てる。 ・下書きと仕上げのあいだには一日か二日おく。 ・無意識の世界で作られた半製品を加工したものが作品である

■アイデアは「量が質につながる」ものだとよく言われます。たくさんのアイデアを考えることが、よいアイデアを考えることにつながるということです

■トンプソン三十七の変換要素 伸ばしたら/縮めたら ロマンチックにしたら/ホラーにしたら 結合したら/分割したら 児童を対象にしたら/高齢者を対象にしたら 防寒処理を施したら/耐熱処理を施した

■いちばんシンプルな方法 おそらく、シチュエーションをストーリーへと発展させるいちばんシンプルな方法は、まず、そのシチュエーションで起こり得る「良いこと」と「悪いこと」を考えることです

■シチュエーションの「良い面」を見せてから「悪い面」を見せたり、反対に、先に「悪い面」を見せたあとで「良い面」を見せることで、シチュエーションをストーリーへと発展させていく

■「そういうことか」型のオチに関係することですが、読者に重要な情報を隠しておいて、最後に「実は~だった」と明かすオチを書くときは注意が必要です。読者が「そういうことか!」と驚いたあとで納得してくれればよいのですが、「なんだそりゃ」とがっかりされてしまったのでは、目も当てられません
■「そっちか」型は、ふたつ以上のものや解釈のうち、正解ではないほうに読者の注意を引きつけておいて、結末でもうひとつの意外な答えを明らかにするというテクニックです

■星新一さんは、オチも含めたプロットづくりのコツを人に聞かれたときは、いつも「小話を覚えてみたらいいと思います」と答えていたそうです。小話というのは、ジョークのことです。これを、すらすらと話せるように、きちんと覚える。それがプロットづくりの役に立つということです。 また、星さんは、小話に限らず、意外なオチがついた事件の記事や、気に入った短編の筋を覚えることもすすめています

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