ソフトマテリアル・有機材料・分光法に関する研究室の紹介です。
東京工業大学 物質理工学院 材料系 Martin Vacha研究室です。主催者はMartin Vacha教授です。
なお今回の研究内容については以下の本が参考になります。
どんな研究をしているの?
Martin Vacha研究室では、単一分子分光法を用いて有機材料の極小スケール(ナノスケール)の構造、有機材料の光物性、そしてそのプロセスについて研究しています。有機材料を光電子デバイスやエネルギー変換デバイスへの応用を目指しています。
研究テーマ
Martin Vacha研究室の研究テーマは以下の通りです。
高分子の構造と光物性との間の関係を解明する
Martin Vacha研究室で開発した蛍光顕微手法やとても高い分解能を持つ蛍光イメージング手法によって、高分子の構造に関する情報を得ます。そしてその情報と光物性との間の関係を解析します。
有機EL素子のナノスケールの構造や性質と発光性能との関係を解明する
有機EL素子の発光における局所的な不均一性の起源を理解する研究をしています。
光合成系の集光システムの構造とその光物性との関係を解明する
Martin Vacha研究室ではクロロソームという光合成細菌に着目し、その励起状態や会合体のモデルについて研究しています。これを有機光デバイスに応用することを目指しています。
ナノスケール中のポリマーの物性を解析する
蛍光分子のブリンキングやディフォーカスイメージングという手法を用いて、ナノスケールの構造と物性との関係を研究しています。また濃い溶液中におけるポリマーの物性についても調査しています。
研究室の活動
こちらのように毎年多くの研究発表をしています。
また研究室の生活・様子についてはこちらをご覧ください。
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