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今回も環境システム関係の研究室を紹介します。

北海道大学大学院工学研究院 空間性能システム部門 環境システム工学研究室です。

主催者は長野克則教授です。

なお環境システムについては

あたりが参考になります。

どんな研究をしているの?

環境システム工学研究室の研究項目はつぎの7つです。

  1. 地中熱利用ポテンシャルの全国マッピングおよび、地下水流れを考慮した地中熱ヒートポンプGSHPシステムの性能予測シミュレーションツールの開発
  2. 地中熱原ヒートポンプユニット・地中熱交換器の高性能化、および最適運用システムの開発
  3. 地中熱利用を核としたnZEB (near NET Zero Energy Building) の構築とエネルギー・室内空気質・温熱環境の総合評価
  4. デシカント換気・冷暖房・給湯ヒートポンプシステムが導入された住宅の省エネルギー性と室内温熱環境評価
  5. 再生可能熱エネルギー利用型の革新的吸着式冷凍機の開発
  6. 既存建築の高断熱化に寄与する薄型・透明真空断熱材とその適用方法の開発
  7. 東アジアにおける地下街・地下通路の電力使用調査と総合的な空気室の評価

環境システム工学研究室では、熱と建物、そしてそれらの組み合わせに着目しています。例えば 6. のように、建物においてなるべく熱が逃げにくいような断熱材の開発や、その使い方について研究しています。

さらに 4. や 5. のように、水分を除去しながら換気する方法や冷暖房の方法、給湯ヒートポンプの開発や、それらをどう組み合わせて使えばより省エネルギーになったり、室内の温度を快適に保てるかについても研究しています。

また環境システム工学研究室では、熱の中でも特に地熱に注目しています。2. のように、地熱から熱を取るタイプのヒートポンプや熱交換器を開発したり、3. のように地熱からの熱を中心的に利用したときに、

  • エネルギー消費量はどのくらいか?
  • 室内の空気環境はどんな感じか?
  • 室内の温度はどんな感じか?

を評価しています。

さらに、地盤の情報・地中熱利用の技術情報・建物情報から、どれくらい地熱を利用できるか見積もる数値モデルを作成しています。

そしてそれを活用することで、どのように熱を利用するのが効率的か設計を行なっています。さらにこれを実装したシミュレーションツールも作成しています。

なお7. のように、東アジアを対象にした、地下街や地下通路での

  • どれくらい電気が使われているか?
  • どれくらい空気がきれいか?

について調査や評価も行なっています。

それぞれの研究を表現した図についてはこちらをご覧ください。

研究室の活動

各学年とも5、6人いて博士課程の学生もいるバランスのよい研究室です。

毎年論文発表もあり、また色々なイベントも行なっていて活発です。

なお卒業生の進路はこちらの一番下にあります。

興味のある方はぜひ問い合わせしてみましょう!